篤姫の薩摩、わたしの鹿児島

「篤姫の薩摩、わたしの鹿児島」の有益情報をお届け!

篤姫の薩摩、わたしの鹿児島.com

薩摩 鹿児島 温泉 焼酎 かごしま さつま さつまいも

2009年09月06日

藺牟田池(いむたいけ)

imutazenn_convert_20090906140531.jpg


鹿児島市内から車で約1時間。三号線を北上し、郡山、八重山、入来峠を経て薩摩川内市に入ると、かつては祁答院町と呼ばれていた山あいの静かな温泉街がある。この藺牟田温泉から3キロばかり九十九折の坂を登ると急に視界が開けて鏡のような山上湖が姿を現わす。蒼い空と緑濃い藺牟田富士を映した静かな湖である。
海抜は295m、典型的なカルデラ湖であるが、季節季節に飛来する渡り鳥、白鳥やカモなど多種多様の鳥の生息地でもあり、野鳥や昆虫にとって残された貴重な天国であるようだ。平成8年にはベッコウトンボの生息地保護区に指定され,国内希少野生動植物種である「ベッコウトンボ」の生息地としても脚光を集めた。
平成17年には美しく貴重な資源であることが認められ広く生態系のための重要な湿地を保全する「ラムサール条約」に登録された。池の西側で4月〜6月頃に見ることができるベッコウトンボの外にトンボ、その他の動植物を観察することができる。池の畔にある生態系保存資料館「アクアイム」ではベッコウトンボや藺牟田池に生息する動植物の生態系を学ぶことができる。


imutaenn_convert_20090906140442.jpg


この藺牟田池の周囲4kmはサイクリングロードを兼ねた周回道路になっている。桜の季節には池の周りで数千本の桜が見頃となり、鹿児島では有数の梅と桜の名所として知られている。

●サイクリングロード
池の周りは、サイクリングコースが整備されており、いこいの村にもレンタサイクルがある。
ファミリーで、小グループで、周囲4kmを散策、ジョギング等、思い思いにくつろげる。3月中旬からは池で貸ボートも利用出来る。

●世界一郷水車:車で5分

●ソーメン流し:車で5分

●祁答院ゴルフ倶楽部:車で10分


imutahakutyo_convert_20090906140508.jpg



「いこいの村」はキャンプやテニス、ゲートボール、サイクリングコース、貸しボートなどがある。
●キャンプ施設
・営業期間 キャンプ場 7月10日〜8月31日(バンガローは通年)
・営業時間 キャンプ場管理棟 8:00〜17:00
・休業日 無休
・問合せ 管理事務所TEL:0996−56−0370

●その他情報
 レジャーも充実!
・レンタルサイクル 400円
・貸しボート 400円
・魚釣り 200円


imuta1_convert_20090906140417.jpg


imuta_convert_20090906140343.jpg


藺牟田池周辺地図










posted at 14:01 | 鹿児島 晴れ
Comment(6)
カテゴリー:鹿児島百景
エントリー:藺牟田池(いむたいけ)
2009年08月20日

天文館(てんもんかん)

220px-Tenmonkan_street_2007_0502.jpg

220px-Tenmonkan.jpg

日本全国どの県どの街にも、その地方の人々が昼夜を問わず参集する場所がある。東京なら新宿、大阪なら梅田、博多なら天神中州がそれにあたる。
鹿児島にそのような場所があるのかと問われれば、十人中十人とも「それは天文館」と答えるだろう。核店舗の郊外移転がすすみ三越が撤退し、空き店舗が目立つようになった今でも、天文館が鹿児島の文化の中心であることは間違いない。
鹿児島中央駅から市電に乗り、北へ四つ目の電停が天文館、天文館本通りの左右に天文館G3が貫き、その周辺に放射状にアーケード街やカラー舗装された通りが迷路の如く連なっている。アーケード街には、古くからの個人経営の商店に混じり、ブティック、カフェなど洒落た店が立ち並び、またパチンコホールや無数の飲食店が軒を連ね、昼夜・年中を問わず多くの人で賑わう繁華街となっている。またその先の細い路地裏は、赤い灯青い灯が明滅する歓楽街となっていて夜ともなると仕事帰りのサラリーマンでごったがえす。


tennmonnkan.jpg

はて天文館はどこからどこまでを指すのだろう。聞かれて返ってくる言葉はまちまちである。「山形屋、市役所のあたりまで」という人もいれば「パース通りから北」と答える人もいる。それぞれが持っている天文館像は異なるようだ。もちろん厳密な区画などありはしない。鹿児島県民が心躍らすハレの場所、それがテンモンカンである。
通りでいえば次の通りが天文館と言えるかも知れない。これはあくまで私の推測である。
いづろ通り・照国表参道通り・天文館通り・天文館本通り・天文館電車通り・天文館G3アーケード・にぎわい通り・はいから通り・中町コアモール・中町本通り・中町ベルク・ぴらもーる(天神おつきや商店街)・金生通り・納屋通り、以上アーケード通り
テンパーク通り・ゴンザ通り・七味小路通り・セピア通り・グルメ通り・おつきや東通り・天文館一丁目商店街・呉服町通り、以上お買物通り
文化通り・中町別院通り・中町中通り・中町御堂筋通・銀座通り・松山通り・船津町通り・松原本通り・天文館文化通り・萩原通り・二本松馬場通り・山之口町中通り・山之口本通り・二官橋通り・樋之口本通り・山之口電車通り・高見馬場通り・山之口本通り・二官通り、以上歓楽街。

noriiti.jpg

数あるラーメン店の中でマイナーな一店を紹介しよう。
今から40年前、すでにこの「のり一」はあった、この写真のままの姿で。40年前の私は若者だった。そして「そもそもの初め、のり一は五拾円だったのだ!」嗚呼、この厳然たる事実。
40年前、百円札を握り締めこの暖簾を潜ったあの日から、私はず〜〜とのり一のフアンだった。透明なスープの旨み、堅からずやわらかからずシコシコと腰のあるつるつる麺、そしてなによりも食べた後満腹にほど遠い不足感。
私は思い出す。20円の電車賃を惜しんで唐湊から天文館まで歩いたこと、のり一のラーメンを食って歩いて帰ったこと。爾来のり一は私の太陽だった。
私は知っている、この華繁な町で市価の半分で看板を維持することが如何に困難であるかを。故にこれまでの値上げにおおいなる理解を示してきた。百円になった時も。二百円になった時も。
そしていつものり一は「安くで空腹を満たしている」どこか申し訳ない顔をしたお客でいっぱいだった。真ん中に仁王立ちのおぢいさんが、鼻をずーずー啜るのにも誰も文句をつけなかった。なぜなら「有り難い」思いがあったから。今真ん中に立つあの若者はあのおぢいさんの孫だろうか。アア、それなのにそれなのに…再度の値上げ!
天文館ラーメンの名店に名を連ねることもなく、ひっそりと馬齢を重ねた「のり一」よ。心あるひそかなフアンは泣いているぞ。せめて300円に戻してくれ。私はその心意気に100円をカンパする。

41595.jpg

ついでにのり一から歩いて1分の「サンデイズイン鹿児島」。
天文館のど真ん中にあるこの高層ホテルは外観に比して手頃である。この便利さと格安感は捨てがたい。実は私はこのホテルのタワー駐車場で働いていたことがある。そのかすかなご縁でここに紹介する。袖の下があるわけではない。

天文館周辺地図






posted at 09:16 | 鹿児島 霧
Comment(0)
カテゴリー:鹿児島百景
エントリー:天文館(てんもんかん)
2009年08月02日

スパランド 裸楽良

supa_convert_.jpg


ちょっと遠出をしたくなった。
最近動体視力と反射神経の衰えを感じて、運転は極力避けている。ちょっと前なら女房に「危なっかしいから運転替わって!」などと言われると「むっ」ときて怒鳴りつけていたものだが、最近は「そうかいそうかい」「あいよあいよ」とにこやかに退くことができるようになった。やかん老人も大人になったと言うべきだろう。
さて本日はあいにく連れ合い殿、水族館のアルバイト。運転手なしだが、田舎道なら急かされることも追われることもないだろうと、パンツとシャツと石鹸と手拭を放り込んで北へ車を向けた。三号線を北上して郡山で右折、いくつも山を越えて北薩を周遊するつもりである。
まず前々から気になっていたスパランドに行くことにした。がらくた市か特産市で一度行ったことはあるのだが、中に入るのは初めてだ。それにしても、「どうしてこんな辺鄙なところに…」と思うほど、奥まった処にある。案内板を目印に行ったのだが、何度も道に迷ってしまった。

spapool_convert.jpg

とは言うものの、公共施設だけあって豪快である。「おら遣え、やれ遣え」と札束を放り込んでいる。民間みたいにちまちましていない。ナイター設備付の野球場、サッカー場、プールも併設して、1000台ほどの駐車場も完備してるが、訪れる人はちらほら、閑古鳥が鳴いている。サッカー場は年に何回使われるのだろう。こんなに遠くでは練習場にするわけにもいくまい。
いやいや、けちはつけるまい。お陰さまで皮肉老人も命の洗濯ができるというもの。

supauketuke_convert_.jpg

おや、赤いヤッケを着たお嬢ちゃんですか? 駆け寄ったらお姉さんだった。どうもまた近眼がすすんだようだ。

supaennkei_convert.jpg

水泳パンツを持ってこなかったので、プールには入れなかった。だが貸切の温泉で大満足。400円とちと高いが2時間粘ったから元は取った勘定だ。中は至れり尽くせりで皮肉もでない。ソープもただ、シャンプーもリンスもただ。湯船には熱い湯から温い湯まで温度を表示して、きれいなお湯が溢れている。洗い場がブースに区切られているのがいい。隣の人にお湯や石鹸がかからないか、ちんぽこを覗かれないかとおどおどする必要がない。シャワーもしょぼしょぼと途切れることなく、適温が豪快に出る。引き戸を開けると露天風呂。滝の飛まつを浴びて入浴しては木陰で真裸でまどろむ、これを繰り返すこと3回。雲の上の仙人の境地に至った。
脱衣場に上がるとヘアートニックとヘアーりキットと書いた小瓶がおいてある。橋本竜太郎のポマードとは違うんかい。どっちがどっちかわからんから両方振りかけてやった。頭がスースーしていい匂いがする。ドライヤーもただだ。100円入れる穴がない。
いい気持で風呂を出て、受付を見たら「宿泊も受け付ける」とある。「へぇ、3000円ぐらいで泊まれるなら泊まってもいいな」と尋ねてみたら、7000円だと。そんなあほな。


付近地図





posted at 14:01 | 鹿児島 霧
Comment(0)
カテゴリー:鹿児島の温泉
エントリー:スパランド 裸楽良
2009年07月19日

鹿児島空港

kagoshimakuko_convert_20090719180347.jpg


鹿児島の空の玄関、鹿児島空港は鹿児島県霧島市(旧溝辺町)十三塚原にあり、鹿児島市街地に出るには、車で約50分を要する。鹿児島市街へは日中ほぼ10分おきにバスが運行されているから至極交通の便は良いのだが、空の旅1時間強で「着いた!」と思ったらそれからバスで1時間というのは間尺に合わない。「羽田も伊丹もそれくらいはかかる」とあきらめればそれまでだが、もう少し近くに造れなかったものかとうらめしくなる。
国内線のほか、上海と仁川行きの二つの国際便が発着する。年間利用客数は、国内5,478,009人、国際92,419人(2007年度)。静岡ー鹿児島直行便も運行が始まる。

-Kagoshima_airport_2.jpg

ちなみに旧鹿児島空港(通称、鴨池空港)は新空港開設に伴い1972年廃止され、跡地は鴨池ニュータウンになった。

西郷公園

saigokoen_convert_20090719180455.jpg

空港周辺の見所は、何と言っても西郷公園が筆頭だろう。歩いて数分の距離なので一度は覗いて欲しい。門を入った中庭で巨大な西郷隆盛象が迎えてくれる。回廊になっていて、西南戦争の一部始終が展示されている。

saigodouzo_convert_20090719180432.jpg

バレル・バレープラハ&GEN

ちょっと時間があるのなら、足を伸ばしてバレル・バレープラハ&GENを訪れてみては如何だろうか。突如家並みの中に出現する東ドイツ風の洋館の中は若い男女が足をとめるに十分である。チェコ観光局公認の物産館で本場のビールを堪能して、その足で鹿児島伝統の焼酎の試飲も楽しめる、まさに和洋折衷の館である。

cheko1_convert_20090719180324.jpg

chako3_convert_20090719180258.jpg


chako2_convert_20090719180222.jpg

かごしま空港ホテル

ほろ酔い気分になったところで、かごしま空港ホテルのランチバイキングをお薦めしたい。食い放題、飲み放題(アルコール無し)の800円弱はリーズナブル!

kukohoteru_convert_20090719180411.jpg

周辺地図





posted at 19:22 | 鹿児島 晴れ
Comment(0)
カテゴリー:鹿児島百景
エントリー:鹿児島空港
2009年07月08日

維新ふるさとの道

isinnhurusato_convert_20090708172517.jpg

陸路で鹿児島においでになるお客様をご案内しよう。
鹿児島中央駅に降り立つと、ロータリーを挟んで前面に市電が行きかう通りがある。これを左に辿ればものの5分で高見橋に出る。この橋を渡ると一帯が加治屋町、かつて藩政時代、下級城下士の屋敷が軒を連ねていた。大久保も西郷も大山もここに生まれた。
甲突川の両岸は桜の名所である。なかでも加治屋町に接する右岸は「維新ふるさとの道」と名づけられ、趣向をこらしている。ここを訪れる人は多い。(写真は高麗橋側の入口)

下の写真は移築前の高麗橋。鹿児島の五石橋については、今村温泉の項をご参照いただきたい。
http://satumahyakkei.seesaa.net/article/113501089.html

isibasi_convert_20090708172456.jpg

高麗橋と高見橋の中間あたりに「維新ふるさと館」がある。幕末から明治にかけての薩摩の群像の遺品や資料が網羅されていて興味深い。

hurusatokan_convert_20090708172431.jpg

鹿児島では西郷隆盛の人気は今も衰えないが、相対して大久保利通の評価は低い。どちらも清廉な人であった。それぞれ黎明期の日本を背負った人である。勿論西南戦争で薩摩を代表したのが西郷であり、政府を代表したのが大久保である。その辺の事情が評価を分けるのであろうが、片手落ちの気がしてならない。情の西郷と理の大久保、一度も外を見なかった西郷と外遊して開化に触れた大久保の歩みが分かれたのは当然である。大久保が凶刃に倒れた後、高官であるにかかわらず内実は負債の山であったという。西郷もまたその恩賞や償金を私することはなかった。ともに英傑であることは間違いない。

saigou_convert_20090708172601.jpg


saigouhi_convert_20090708172639.jpg
西郷隆盛生誕の地

ookubo_convert_20090708172542.jpg
大久保利通生い立ちの地

付近地図




posted at 19:26 | 鹿児島 晴れ
Comment(0)
カテゴリー:鹿児島百景
エントリー:維新ふるさとの道